外交
首相官邸
高市総理、国連総会出席へ出発前会見 演説で気候変動・法の支配・国連改革に言及の考え
高市総理は令和8年9月21日、国連総会出席のため渡米するにあたり会見を行った。一般討論演説で北朝鮮による拉致問題や気候変動対策、法の支配、国連改革などを取り上げる考えを示し、各国首脳との会談は最終調整中とした。
高市総理は会見の冒頭、台風で犠牲になった人々への哀悼と、けがをした人々への見舞いを述べた。そのうえで「緊張感を持って万全の対応をするように」官房長官と細野大臣に指示をしたと説明し、「ただ今から国連総会に出席をするため渡米いたします」と述べた。
一般討論演説について総理は、今年が「日本の『国連加盟70周年』という節目の年」であるとしたうえで、内容は「今日もギリギリまでペン入れをしておりました」として最終調整中であると説明した。取り上げたいテーマとして、北朝鮮による拉致の問題、世界各地で災害が起きていることを踏まえた気候変動対策の重要性、法の支配の重視、国連改革の必要性を挙げた。
また、国際社会が直面する課題に対する日本の貢献についても説明するとし、「進化したFOIP」の下でのエネルギーを始めとするサプライチェーンの強靱化、グローバルサウスとの連携、AIのような技術革新に伴う課題への対応などについて、リーダーシップを発揮する決意を表明したいとした。
二国間会談については、国連事務総長との間で5月の会談に続いて「安保理改革」について議論したい考えを示した。トランプ大統領との日米首脳会談を含む各国首脳との会談は最終調整中であるとし、国連や諸外国との連携協力を改めて確認する考えを示した。
背景
国連総会の一般討論演説は、加盟国の首脳や閣僚が国際社会の課題に対する自国の立場や取組を表明する場である。総理大臣が外国訪問に出発する際には、首相官邸で出発前の記者会見が行われることがあり、その内容は首相官邸ホームページの「総理の演説・記者会見など」に掲載される。
根拠となった一次情報
本文中の事実が、発表資料のどの記述に基づくかを示しています。
引用部分は首相官邸の発表資料からの抜粋です。
-
高市総理は国連総会出席のため米国へ出発するにあたり会見を行った。
ただ今から国連総会に出席をするため渡米いたします。
-
冒頭で台風の犠牲者への哀悼を述べた。
まず冒頭に、台風で犠牲になられた方々に哀悼の誠を捧(ささ)げます。
-
台風対応について官房長官と細野大臣に指示をしたと述べた。
官房長官そして細野大臣に指示をした上でございますけれども
-
今年は日本の国連加盟70周年にあたるとした。
今年は、日本の「国連加盟70周年」という節目の年でございます。
-
一般討論演説では気候変動対策、法の支配、国連改革などを訴える考えを示した。
「気候変動対策」の重要性、また、「法の支配」の重視、そして国連改革の必要性などを訴えたいと考えております。
-
演説では「進化したFOIP」の下での取組を説明する考えを示した。
「進化したFOIP」の下、エネルギーを始めとするサプライチェーンの強靱化、グローバルサウスとの連携、またAIのような技術革新に伴う課題への対応などについて
-
国連事務総長とは安保理改革について議論する考えを示した。
まずは国連事務総長との間では、5月に会談をしましたことに続きまして、「安保理改革」について議論をしたいと考えております。
-
日米首脳会談を含む各国首脳との会談は最終調整中とした。
トランプ大統領との日米首脳会談を含め、各国の首脳との会談については最終調整中でございます。